神は愛である

初めておいでになる方へ

高級そうな洋服屋に入る時、むりやり買わされはしないか、私は一抹の不安を抱いてしまいます。

同じように、教会に入るとむりやり信じ込ませられるのでは、との心配をお持ちでしたら、どうぞご安心ください。

 

週の初めの朝、様々な年代の方々が、聖書を開き、御言葉を聴き、讃美を歌う。

穏やかですが、真摯に礼拝を捧げる様子が見出されると思います。 

礼拝には「献金」がありますが、義務や強制ではありません。

準備のある方が、神へ感謝や想いを込めて、お返しをするものです。

 

よく言われる事ですが、説教が堅苦しく、分かりにくいかもしれません。

抱えておられる心の問題や悩みに、何の解決もなく、失望だけを持って帰られるかもしれません。

けれども、そのようにお感じになっても、また是非おいでいただければと願います。

それは礼拝が、自分中心の願いがかなえられる場ではなく、この世と人を愛された神の御業を誉め讃える場だからです。

その礼拝にあずかることで、憐み深い神の御心に沿い、いつの日かあなたの祈りもきかれるように思えています。

 

日本キリスト教団 関西学院教会

牧師:廣瀨 規代志